福永法源氏の言い分
最終更新99/11/28



 福永法源氏は、法の華の足裏診断商法が問題となった後の1996年10月10日付で、法の華の関連会社である株式会社アースエイドから発行した、著書「法源大バカ人生」の前文に、次のように記載している。

 

 もし私が悪知恵にたけ、自分の意思で現在の『超宗』を興していたならば、少なくとも世間から後ろ指をさされるような行為は一切しないだろう。宗教理論も儀式も無難なところで手を打ち、薄く広く信者を集めていたかも知れない。私とて、そのくらいのことは重々承知しているのである。

 しかし、私が今やらせていただいている超宗は、残念ながら人間が考えだしたものではないのである。すべては『天声』の示すままである。天声が示したことは、たとえ自分が納得できないとしても、それが答えのすべてとして捉えている。そこには自分というものがない。

 もちろん、世間から誤解を受けそうなことであっても、天声がすべてであり、それに従うしかない、その意味からすれば、この超宗は、私の意志など一切入らない、「天意」に基づく本当の宗教と言えるだろう。

(中略)

 この世で本当に人間を救えるのは、この"大バカ"である。なぜならば本気で人類を救おうとしているからである。自らのプライド名誉もかなぐり捨てて、本気で人類救済をしようとすれば"大バカ"をやるしかない。
 世間から誤解を招いても、それが確実に人類救済に結びつくものであるならば、私は進んで"大バカ"になる。そのためならば世間からの批判を甘んじて受けようと思う。
 




 要するに福永氏は、自ら行った違法な足裏診断商法について、それはすべて「天声」のなせる技だと開き直るとともに、今後も法に対する挑戦を行うことを積極的に公言している。