VTRのアフターサービス問題について

1999年 7月 19日


 当社製のVTRを購入されたお客様が、「東芝のアフターサービスについて」と題し、 ご自身のホームページ上で、当社の製品やアフターサービスを批判されている件につきまして、 当社としての考え方と今後の対応をご説明いたします。

  1. 当社といたしましては、製品の改修につきましては、お客様の要請に対し、誠意をもって、 最善の対応を行ったと考えています。
    また、今回のVTRは、品質・性能とも問題がなく、また、改修した後も、画質の低下はありません。


  2. 製品改修後、お客様からの電話でのお問い合わせに対応した担当者の言葉の中で、 お客様に対する態度としては、礼を失した不適当な発言がありました。この発言は、いかなる事情があろうとも、 あってはならないものであり、真摯に反省しております。

    とくに、この発言により、お客様に、多大なご迷惑をおかけし、不愉快なお気持ちにさせたことにつきまして、 心よりお詫び申し上げます。
    当社といたしましては、お客様にあらためてご面会をお願いし、その場で直接、お詫びを申し上げたいと考えています。

    また、この発言に関し、多くの皆様方にご心配をおかけいたしましたことにつきまして、お詫び申し上げます。
    当社といたしましては、二度とこのようなことが起こらないよう、あらためて社内に徹底をはかっていきます。


  3. 当社は、先に福岡地裁に、ホームページの内容の一部削除を求める仮処分の申し立てを行いましたが、 この申し立てを本日取り下げることにいたしました。
     これは、お客様ご自身が7月15日以降ホームページ上で「東芝のサービス全体が悪いとは思っていません」と明記されていることから、 司法的手段で時間をかけるより、不適当な発言について率直に謝罪することが、 今回の問題の早期解決につながり、それが当社に対するご批判に応え、 誤解や疑念を解消して信頼回復につなげる最善の方法であると判断したためです。


  4. 今回の件では、多くのご批判とご指摘をいただきました。あらためて、お詫び申し上げるとともに、 今回の経験を糧に、信頼の回復をはたすべく努力していく所存です。



    今回の経緯


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