||HOME||
|津谷良子さんの意見陳述||傍聴支援のお願い||国賠裁判日程||刑事裁判日程||報道資料|||LINK|
|最新情報⇒秋田から考える、市民のくらしと警察 〜津谷裕貴弁護士殺害事件の真相を究明する〜||
||ご寄附のお願い||

秋田弁護士殺害・弁護士刺殺事件
故津谷裕貴(つやひろたか)弁護士 国家賠償請求訴訟

作成:2014/1/10
最終更新日:2017/2/1
命日2010/11/4

皆さまのご参加(傍聴)をお待ちしています。
ご協力よろしくお願いいたします。

秋田地方裁判所 1号法廷(3階)=大法廷=秋田地裁で一番大きい法廷です。
憲法の公開原則から、傍聴は自由。しかも無料です。


念のため、傍聴希望の方は、前日までに、秋田地裁の傍聴券発行情報をご確認ください。

 ⇒秋田地裁/傍聴券交付情報 http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15

なお期日には、非公開の準備手続もありますので、この点、下記の裁判期日の進行表に、ご注意ください。

 第1回期日における故津谷弁護士のご遺族(妻良子さん)の意見陳述  
 

意 見 陳 述 書

平成26年1月10日

津 谷 良 子



 私は平成22年11月4日未明,突然自宅に押し入ってきた原勝男に殺害された弁護士津谷裕貴の妻です。

 夫が理不尽な凶刃によって命を落としてから3年余りの月日が経ちました。夫のことを想わない日は一日も無く,事件当時の状況は今でも私の脳裏にたびたび現れてきます。

 私は,事件後,2つの思いを持ち続けています。

 1つは,夫を殺害した犯人を絶対に許すことはできないということ,もう1つは,夫と私が犯人を取り押さえているところに警察官が到着していながら,なぜ夫は殺害されなければならなかったか原因が明らかにされていないということです。

 私と夫は,けん銃を持つ犯人の手を一緒に掴み上げ,犯人が私たちを撃つことができないようにしていました。そこに2人の警察官が入って来ました。

 私は,「助かった」と心の底から安堵し,警察官らが直ちに犯人を捕まえてくれると信じて台所にいました。

 しかし,少しの静寂の後,私が廊下で見た光景は,到底信じられないものでした。何と2人の警察官が夫の腕を両側から万歳させるようにしてつるし上げ,応接室の方に向かって立っていたのです。

 夫は,信じられないような顔をして,「おれは被害者だ!あっちだ!」と体をよじりながら叫びました。私も,「あっちだ!」と叫んで,応接室の中にいる犯人の方を指差しました。そのとき,応接室のドアから刃物の刃先が突き出ているのを見ました。私は,犯人はあっちだと教えているのだし,2人も警察官がいるのだから助けてくれると信じ,台所に下がりました。

 ところが,それから静寂が続き,不思議に思っていると,突然,廊下をものすごい勢いで走る足音が聞こえました。私が,夫の部屋の中を見ると,男性4人が折り重なっており,いちばん下に犯人,その上に2人の警察官,さらにその上に夫が前かがみの姿勢で警察官の背中に手を置いて立っていました。

 その後,夫は,ふらふらと歩いて来て台所の床に倒れ込みました。夫の胸は,血で染まっていました。私は思わず悲鳴をあげました。犯人に刺されたとしか考えられません。とにかく,「大丈夫だよ。がんばれ」と何度も夫に呼びかけ,夫が死なないようにと祈るばかりでした。しかし,夫は搬送された病院で間もなく息を引き取りました。

 私は,「110番をして警察を呼んだばっかりに,夫を死なせてしまった」と自分を許せない後悔と同時に,「なぜ,2人の警察官がいたのに,夫は殺されなければならなかったのか,なぜ,2回も胸などを刺されなければならなかったのか」と,毎日毎日,憤りと悔しさと寂しさに苛まれる毎日を送ってきました。

 それでも,私は,事件直後から,警察に協力しようと,あの日見たままのことを話し,体験した恐怖の一部始終を話してきました。たとえ,警察にとって都合の悪いことでも,きちんと事実を検証し,私たち遺族に説明してくれるものと思っていました。警察の正義を信じていたからです。

 ところが,捜査が進むにしたがい,2人の警察官が私の体験した事実と全く違うことを言っていることを知らされました。警察官らが台所に入って来たとき,私の姿を見なかったと説明しているというのです。

 県警は,県議会の委員会でも,私の存在を無視するように説明を次々と変えていきました。検察庁も,犯人の刑事裁判において,私に事件当時の状況を証言させてくれませんでした。
 
 事件現場にいた自分の証言が受け入れてもらえないということは大変な苦痛です。

 刑事裁判の場で私たち遺族が事件の全容を解明することは叶わず,この民事法廷が唯一の場となってしまいました。
提訴にあたり,ご恩ある秋田県が相手方となることは痛恨の極みです。

 私は,この裁判で事件の真実を究明することこそが,無念の想いを抱えこの世を去らなければならなかった夫への何よりの供養になるものと思っております。

 県民の命を守るべき警察には,私たちの遺族の想いを正面から受け止めていただき,組織に都合の悪い事実であっても隠し立てせず,どこに問題があったかを明らかにして,県民が心から信頼できる警察になることを切望します。
 
 裁判官には,「110番をして警察を呼ばなければ,夫は犯人に殺されなかった」と後悔する私のような人間を二度と生み出すことのないような判決を出していただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 本日は,意見を述べる場を与えていただき,ありがとうございました。
 



傍聴等支援のお願い
 2010年11月4日未明、当時日弁連消費者問題対策委員長であり、精力的に消費者被害の充実につとめておられた津谷裕貴弁護士が自宅で殺害されるという痛ましい事件がおこりました。

 110番したのに、また夫婦でいったん犯人を取り押さえたのに、警察が駆け付けたのに、なぜか二人の警察官は、土足の犯人ではなく、素足の津谷弁護士を取り押さえたことから、犯人に殺害されてしまいました。

 このような理不尽な結果は、警察官の怠慢によることが明らかです。

 ご遺族は、菅原勝男被告の刑事裁判の進行も見据えて、秋田県警に対する損害賠償請求を検討してきましたが、同被告の刑事事件は、検察庁が、秋田県警の不祥事を隠ぺいする目的からなのか、起訴事件を、津谷弁護士への殺害事件のみに意図的に絞ったことから、かえって、同被告の犯行の全容が解明できず、そのために、いまだに最終の刑事判決が出ず、混迷しています。

 そこで3回忌を迎える2013年10月29日、ご遺族6名が、被告人の菅原勝男と秋田県警を所管する秋田県に対して損害賠償請求訴訟を提起しました。

 110番の日である2013年1月10日に、秋田地方裁判所で、裁判が始まりました。

 市民の安全・安心を脅かすこの事件。裁判のゆくえは、全市民・国民の関心事です。

 今後の裁判期日をUPしました。

 秋田県民、そして全国の市民の方の傍聴等、裁判支援を呼びかけます。

 寄付も歓迎です。

 傍聴可能な方は、ぜひ支援の傍聴をよろしくお願い致します

 LINK
最新情報は→FACEBOOK「秋田から考える、市民のくらしと警察」

そのほか参考
弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS-BLOG版より
2010-11 故津谷裕貴弁護士の会より

   

裁判日程
    月日 経 過 内容
      2013 10月29日 訴訟提起(訴状提出) 秋田地裁: 民第6部係属

原告: ご遺族6名
被告: 秋田県と被告人菅原勝男

請求額: 2億2305万1758円
  2014 1月10日 午前10時 原告: 

① 被告秋田県につき、訴状陳述
② 原告(妻) 意見陳述
③ 弁護団長 意見陳述

被告県: 
① 答弁書陳述

被告菅原: 延期
   2014 3月17日 午後1時30分  原告:
① 被告菅原につき、訴状陳述
② 平成26年3月5日付け準備書面(1)陳述

被告菅原:
① 平成26年3月14日付け答弁書陳述

裁判所:
1 平成26年5月12日午後1時30分の本件口頭弁論期日を取り消す。
2 本件を弁論準備手続に付する。
3 本件弁論準備手続は,受命裁判官に行わせる。
平成26年3月17日
秋田地方裁判所民事第1部
裁判長裁判官棚橋哲夫
裁判官綱島公彦
裁判官佐野文規

本件弁論準備手続を行う受命裁判官として,裁判官榔橋哲夫及び同佐野文規を指定する。
   1 2014 5月12日 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可 被告菅原:
① 平成26年4月30日付け準備書面1陳述


被告秋田県:
① 平成26年5月9日付け準備書面(1)陳述
  2014 6月20日  午後1時30分 弁論準備=傍聴不可 原告:

① 平成26年6月13日付け準備書面(2)陳述
  2014 9月1日 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可   原告:

① 平成26年8月25日付け準備書面(3)陳述
  2014 11月7日 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可  原告:

① 2014年11月4日付け準備書面(4)陳述
   2015 1月19日 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可   被告秋田県:

①平成27年1月8日付け準備書面(3))陳述
    3月23日 午後1時30分 弁論期日(公開) 原告:

①文書命令の申立て書提出
②求釈明書提出


被告側:
対応について検討する。
    5月29日 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可  原告:
1 平成26年7月4日付け求釈明申立書陳述
2 平成27年3月16日付け求釈明申立書陳述

被告菅原:
平成26年7月28日付け求釈明申立書陳述

被告秋田県:
平成27年5月22日付け準備書面(4)陳述
    7月24日 午後1時30分,弁論期日(公開) 原告:

①平成27年7月21日付け求釈明書陳述等

被告側:
検討し書面で回答する。
    7月24日   午後2時 進行協議期日=傍聴不可 
    9月15日  午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可
    10月23日 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可  
5        12月4日 午後1時30分 原告:

平成27年10月19日付け準備書面(5)陳述
同日付け準備書面(6)陳述

被告秋田県:

平成27年9月9日付け準備書面(5)陳述
平成27年11月30日付け準備書面(6)陳述

     12月4日 午後2時 進行協議期日=傍聴不可   
    2016 2月1日  午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可   
      3月14日  午後1時30分  原告:

平成28年1月28日付け準備書面(7)陳述

被告秋田県:

平成28年3月8日付け準備書面(7)陳述

      3月14日    午後2時    進行協議期日=傍聴不可  
      3月14日    午後5時30分 進行協議期日=傍聴不可  
      5月9日 午後1時30分  進行協議期日=傍聴不可 
     6月20日 午後2時 原告:

平成28年5月2日付け準備書面(8)陳述

被告秋田県:

平成28年6月15日付け準備書面(9)陳述
   10   6月20日  午後2時30分 進行協議期日=傍聴不可   
   11   7月15日    午前11時  進行協議期日=傍聴不可   
  8月29日  午前10時~5時
尋問
・警察官2人
■結果報告
  9月12日 午前11時~4時30分
尋問
・原告津谷良子さん
・引き続き午後3時ころから、押田茂實日大名誉教授(法医学)=原告側証人の尋問
■結果報告
    9月28日 ・尋問
・被告菅原受刑者=刑務所内での尋問のため非公開
・通信指令室指令者の尋問
※この期日のみ証拠調期日
■結果報告
10     10月31日    原告:

準備書面(9)陳述
立証計画案(2)陳述

被告秋田県:

平成28年10月14日付け求釈明申立書陳述
11     12月2日    原告:

準備書面(10)(11)陳述

被告秋田県:

平成28年11月25日付け準備書面(9)陳述
平成28年11月25日付け「原告の証人尋問案に対する意見書」陳述

被告菅原:
平成28年12月2日付け準備書面陳述

12   2017 1月16日    被告秋田県:

準備書面(10)(11)陳述
平成28年11月25日付け「原告の証人尋問案に対する意見書」陳述 
13     2月17日   
14     3月27日   




刑事事件の経過
2010 11月4日未明 津谷弁護士が自宅で殺害される くしくも坂本弁護士一家殺害事件と同じ日である。
2011 12月9日 被告人菅原勝男に対する第1審判決 懲役30年 殺人罪などに問われた菅原勝男被告の公判では、懲役30年を言い渡した1審・秋田地裁が「警察官が被害者を取り違えて取り押さえた」と認定
2012 9月25日 同高裁判決 2審・仙台高裁秋田支部は、寝室で2回拳銃の引き金を引いたことを訴因としないまま認定したのが、訴訟手続の法令違反であるとして。1審判決を破棄して審理を地裁に差し戻し
2012 10月3日 仙台高検秋田支部が最高裁に上告 審理は最高裁へ
 2014 3月25日 午後1時30分 最高裁=口頭弁論 最高裁で口頭弁論が開かれるのは異例
2014 4月22日  午後1時30分 最高裁=判決 最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は、懲役30年とした一審秋田地裁の裁判員判決を取り消した二審仙台高裁秋田支部判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。これにより再度、高裁から審理がやり直しとなった。
2014 9月24日  午後2時45分 仙台高裁=判決
仙台高裁(飯渕進裁判長)は、懲役30年とした一審秋田地裁の裁判員判決を破棄し、無期懲役を言い渡し。

飯渕裁判長は「司法制度の根幹を揺るがしかねない犯罪で、罪質は重大」と指摘。危険、悪質で、反省の態度も見られないとして、「刑事責任は重大。無期懲役をもって臨むほかない」と述べ、一審の求刑通りの量刑を選択した。
2014 9月30日  菅原勝男被告が最高裁に上告 審理は再び最高裁へ




国賠提起時の報道資料
□秋田魁新報

・ http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20140110n

被告県側が争う姿勢 国賠訴訟で初弁論、弁護士刺殺

 2010年に秋田市で弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が刺殺された事件で、遺族が計約2億2300万円の国家賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、秋田地裁(棚橋哲夫裁判長)で開かれた。被告の県側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。
 訴状によると、津谷さんは10年11月4日、自宅で菅原勝男被告(69)=一審懲役30年=に剪定(せんてい)ばさみで刺され死亡した。遺族側は、通報で駆け付けた警察官2人が、誤って津谷さんを取り押さえたために殺害されたなどと主張している。
 菅原被告は殺人罪などに問われ、一審秋田地裁で懲役30年の判決を受けたが、二審仙台高裁秋田支部は審理を地裁に差し戻した。検察側が不服として上告している。

 (2014/01/10 11:04 更新)

・ http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140111h

110番の日、親子ら通報を体験 秋田駅前で県警

 県警は「110番の日」の10日、110番通報の体験イベントを秋田市のJR秋田駅前ぽぽろーどで行った。親子連れや高齢者らが、交通事故や詐欺、迷子などを想定した適切な110番通報の仕方を学んだ。
 通報を受理する県警の通信指令室にカメラを置き、体験者の通報を警察官が受ける場面をモニターで生中継した。通報をもとに、最寄りの警察署やパトカーへ迅速に指示する様子も中継され、参加者は通報から出動まで一連の流れを本番さながらに確認した。
 県警によると、昨年1年間に受理した110番は4万4368件で、3割はいたずらや緊急性のないものだった。
 イベントでは、通行人らにチラシなどを配りながら、警察への相談ダイヤル(♯9110)の利用も呼び掛けた。

 (2014/01/11 10:25 更新)


□読売新聞秋田版

・ http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20140110-OYT8T01201.htm

「過失ない」 弁護士刺殺損賠訴訟

 秋田市で2010年11月、弁護士の津谷裕貴さん(当時55歳)が自宅で刺殺された事件で、警察官が犯人と間違えて津谷さんを取り押さえたのが原因だとして、遺族が県と、殺人罪などに問われた菅原勝男被告(69)(勾留中)を相手取り、総額2億2305万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、秋田地裁(棚橋哲夫裁判長)であった。県は昨年12月25日付で提出した答弁書で請求棄却を求めており、全面的に争う姿勢を示した。菅原被告は出廷しなかった。
 訴状によると、110番で津谷さん方に駆け付けた警察官2人が、菅原被告から拳銃を取り上げた津谷さんを犯人と間違え、両腕を持ち上げて体の自由を奪った一方、菅原被告をすぐに取り押さえなかったために刺殺されたと主張。警察官2人の行為は業務上過失致死罪に当たるとしている。
 また、妻の良子さん(56)から110番を受けた通信司令室(現・通信指令課)が、警察官2人に現場の状況の説明を怠り、耐刃防護服の着用など適切な指示をしなかったことは「緊張感を欠き、重大な過失」だと指摘している。
 この日の法廷で、良子さんは「『110番をして警察を呼んだばかりに夫を死なせてしまった』と後悔し、憤りと悔しさにさいなまれる毎日を送ってきた。警察には、(この訴訟で)遺族の思いを受け止めて問題点を明らかにし、県民が信頼できる警察になることを切望する」と意見を陳述した。
 一方、県は答弁書で、原告が主張する県警の過失はないとした。その上で、事件当時の警察の対応と津谷弁護士の死亡には因果関係はないとして、原告側の主張の根拠を明らかにするよう求めた。
 閉廷後、秋田市内で開かれた記者会見には、良子さんら遺族3人と、原告の弁護団が出席した。良子さんは「刑事裁判では私の証言が採用されず、憤りを感じていた」と話し、改めて事件の真相究明を求めた。代理人の清水勉弁護士は「事件そのものだけでなく、110番対応に始まる県警の捜査の在り方に対して問題提起したい」と述べた。

(2014年1月11日 読売新聞)


□NHK秋田放送局

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013225391.html

弁護士殺害賠償請求裁判始まる

 4年前、秋田市で弁護士の男性が殺害された事件で、当時警察は適切に対応しなかったなどとして遺族が県などに損害賠償を求めている裁判が始まり、県側は「警察官の対応に違法性はなく、殺害との因果関係もない」として全面的に争う姿勢を示しました。
 この事件は4年前、秋田市の弁護士、津谷裕貴さんが自宅に押し入った菅原勝男被告に刃物で刺され殺害されたもので、菅原被告を殺人の罪に問う刑事裁判が続いています。
 津谷さんの遺族は当時、現場に駆けつけた警察官が犯人と間違えて津谷さんを取り押さえるなど、適切に対応しなかったために殺害されたなどとして、県と菅原被告にあわせて2億2000万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしました。
 この裁判の審理が10日から秋田地方裁判所で始まり、県側は「警察官の対応に違法性や故意・過失はなく、被害者が殺害されたこととの因果関係もない」として全面的に争う姿勢を示しました。
 一方、菅原被告は10日は主張を明らかにしませんでした。
 次の裁判は3月17日に開かれます。

 01月10日 19時56分


□AAB秋田朝日放送(映像付き)

http://www.aab-tv.co.jp/news/aab_shownews.php?eLine=4&eGr=0

弁護士殺害で警察対応問う国賠訴訟 県は争う姿勢

秋田のニュース2014/01/10

 2010年に秋田市で起きた弁護士殺害事件を巡り遺族が国家賠償を求めた裁判が始まり、被告の秋田県側は訴えの棄却を求め争う姿勢を示しました。
 訴状などによりますと、秋田市の弁護士、津谷裕貴さん(当時55)は2010年11月、刃物を持って自宅に侵入した菅原勝男被告(69)に胸などを刺され死亡しました。原告の遺族側は現場に駆け付けた警察官が誤って津谷さんを取り押さえるなど初動対応が不適切でその後も虚偽の報告をしているなどとして、2億2000万円あまりの国家賠償を求める訴えを起こしました。
 秋田地方裁判所で開かれた第1回口頭弁論で妻の良子さんは、『被告の犯行をなぜ警察官は食い止めることができなかったのか。110番をし、警察を呼んだことで夫を死なせてしまった』として、現在も憤りや悔しさにさいなまれていると話しました
 一方、被告の秋田県側は遺族側の訴えの棄却を求め全面的に争う姿勢を示しました。
 

□ABS秋田放送=日本テレビ

http://www.news24.jp/nnn/news8615982.html

津谷弁護士の遺族「警察の責任問いたい」

(秋田県)

 秋田市の津谷弁護士の殺害事件をめぐって、遺族が県と被告の男に対し2億2400円の損害賠償を求めている裁判が始まりました。原告側は、第1回口頭弁論で「県警の不適切な対応について責任を問いたい」と主張しています。訴えを起こしているのは、殺害された津谷裕貴弁護士の妻や息子などの遺族です。訴状によりますと、遺族は、事件によって精神的苦痛を与えられたうえ、県警が度々虚偽の事実を公にしたことで、遺族が嘘を述べているような社会的立場に追いやられたとして、秋田県と菅原勝男被告に対しておよそ2億2400万円の損害賠償を求めています。10日開かれた第1回口頭弁論で、津谷弁護士の妻の良子さんは「県警は私の主張を無視し、虚偽の事実を作り上げた。警察を呼ばなければ、夫は殺されなかったかもしれない」と自ら意見を述べました。これに対し、被告側は「警察官の職務行為に過失はなく、殺害行為との因果関係は認められない」などとして、請求の棄却を求め、全面的に争う方針です。次回の口頭弁論は3月17日に開かれます。
 
 [ 1/10 13:11 秋田放送]


□TBS

・ http://news.tbs.co.jp/20140110/newseye/tbs_newseye2099582.html

秋田・弁護士殺害 賠償請求に県は争う姿勢

 2010年に秋田市の弁護士が警察官の目の前で刺され、死亡した事件で、遺族が県などに、およそ2億2300万円の国家賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が開かれました。秋田県側は、争う姿勢を示しました。
 訴えによりますと、遺族側は、事件発生時に通報で駆けつけた警察官2人が、弁護士の津谷裕貴さん(当時55)を誤って取り押さえたため、殺害されたなどと主張しています。
 10日の第1回口頭弁論で、県側は請求の棄却を主張し、不適切な捜査という指摘について、因果関係を示すよう遺族側に求めました。
 津谷さんは2010年11月、自宅で菅原勝男被告(69)に剪定ばさみで刺され、死亡しました。
 菅原被告は殺人などの罪に問われ、一審で懲役30年の判決を受けましたが、二審、仙台高裁秋田支部は審理を地裁に差し戻し、検察側が不服として、上告しています。

 (10日11:44)





ご寄附のお願い
弁護団の活動は、津谷弁護士の会へのご寄附で主に成り立っています。

私たち「故津谷弁護士の会」は、皆さん方から頂戴したカンパを資金源として、全力で上記刑事事件、及び、国家賠償請求訴訟に取り組んできました。

現在、津谷事件の実働弁護士らは、弁護団会議や法廷出席等のため、大阪、東京からは飛行機で、仙台からは新幹線で、それぞれ秋田市に通い、秋田の弁護士らとともに熱い議論と充実した書面づくりにまい進しております。

「故津谷弁護士の会」が活動資金の枯渇で停滞したり停止したりすることのないよう、全国からの暖かい励ましを心よりお願いさせて頂きます。

どうぞ、ご支援、ご協力のほど、心よりお願いさせて頂き、カンパの呼びかけとさせて頂きます。

引き続き、ご支援をよろしくお願いします。



●秋田銀行横手支店 普通 1032908
口座名「故津谷裕貴弁護士のための有志の会秋田
事務局長近江直人」
「有志の会」で振り込みできます


●ゆうちょ銀行 18650-7691531
口座名「有志の会秋田」
※以前案内した口座から変わっております。


2 弁護士の方は、事務処理の便宜のため「登録番号名前」でお振込下さい。

例:「21759キトウマサキ」




僕も「霊感商法」についての追悼論文を掲載しています。