お客様各位 |
99−7−8 株式会社 東芝 お客様ご相談室 |
日頃は東芝製品をご愛用いただきまして厚くお礼申し上げます。
さて、VTRのアフターサービス対応につきまして、さまざまなご質問ご意見をいただき、
多くのお客様に対しましてご心配をおかけいたしておりますことにつきまして、誠に申し訳なく存じております。
当社といたしましては、特定のお客様との行き違いにつきまして、お客様ご本人とのお話し合いもない段階で、
当社の方からインターネットでお答えすることは適当ではないと考えまして、
まずお話し合いを持つべく約1ヶ月にわたり最大限努力してまいりましたが、残念ながらお会いできず、本日に至っております。
この間の一方的なインターネットによる情報に基づき、当社サービスの一般的対応につきまして、
多くのお客様が誤解や疑念をお持ちになる事態を避けますため、
本件に関する経緯と当社の基本姿勢を以下のとおりご説明申し上げ、ご理解を賜わりたいと存じます。
これまでの経緯
- 今回の件は、本年1月に、
あるお客様から「VTRを再生する際に画面にノイズが発生する」との点検依頼をいただきましたことがきっかけです。
当社で調査いたしましたところ、ご指摘のノイズは、
お客様ご本人のテープがVTRの規格(FM搬送周波数)から外れて録画されていたことに起因していたことが判明いたしました。
- 当社といたしましては、VTRの性能・品質には問題無かったものの、
お客様ご本人の強いご要望がありましたので、その規格外の録画テープでもノイズの発生を抑えることができるよう、
VTR本体の改修を行いました。もちろん画質にはまったく影響はありません。
- 上記の対応につきましては、お客様ご本人にもご説明申しあげており、最善の対応を行ったものと考えております。
また、お客様ご本人も3月6日にインターネットフォーラムの中で「今日になって改修後初めて使ってみました。」、
ノイズの「症状はでなくなっていた。」、「画質は良好です。」という投稿をなされておりましたので、
改修につきましてはご納得いただいたものと理解いたしておりました。
- ところが3ヶ月を経過した6月になりまして、
お客様ご本人のインターネットホームページ上で当社の対応についての苦情を掲載されましたので、
当社としてはお客様の真意をはかりかね、困惑いたしております。その後、お客様ご本人と直接お会いし、
誠意を持って改修と当社の対応についてご説明し、ご納得いただけるよう、
約1ヶ月にわたりご面会をお願いしてまいりましたことは、上記のとおりでございます。
- 以上のとおり、当社は一貫して誠意を持って対応いたしましたが、
お客様ご本人からの度重なる電話、
FAXによる要請やVTR本体を一方的に当社及び製造子会社の社長に送付されるというような経過がある中で、
お客様ご本人との会話に一部不適当なやりとりがあり、
事情をご存知ない一般のお客様に誤解を招きかねない状況にあることにつきましては、残念に存じております。
当社の基本姿勢
当社といたしましては、今後ともお客様の満足を経営の最重点方針とし、お客様に対しまして、
より良い製品とサービスを提供するとともに、常に誠意を持って対応するよう努めてまいる所存です。
当社の対応にご理解を賜りますよう、あらためてお願い申し上げます。
東芝VHSビデオデッキA−F88型について
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