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秋田弁護士殺害・弁護士刺殺事件
故津谷裕貴(つやひろたか)弁護士 国家賠償請求訴訟
最終更新日:2019/2/13
HP作成:2014/1/10
命日2010/11/4
皆さまのご参加(傍聴)をお待ちしています。
ご協力よろしくお願いいたします。
憲法の公開原則から、傍聴は自由。しかも無料です。
控訴審
仙台高裁秋田支部
秋田地方裁判所と同じ場所です。
1号法廷(3階)=大法廷=一番大きい法廷
傍聴希望の方は、前日までに、裁判所の傍聴券発行情報にて、傍聴券入手方法を、ご確認ください。
当日は傍聴券発行事件となります。
⇒傍聴券交付情報 http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15
【控訴審判決】=・2019年2月13日(水)=逆転勝訴しました。 ========================================== ・午後1時30分頃までに 傍聴券配布(秋田地裁地下1階) ・午後2時 開廷・判決言渡し ★多くの皆様のご参加(傍聴)をお待ちしております。 判決言渡しの後に,裁判所1階にて,傍聴者の皆様向けに判決内容の解説も予定しておりますのでご参加ください。 皆様の温かいご支援に心より御礼申し上げます。 |
第1回期日における故津谷弁護士のご遺族(妻良子さん)の意見陳述 | |||||
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傍聴等支援のお願い
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控訴審
仙台高裁秋田支部
秋田地方裁判所と同じ場所です。
1号法廷(3階)=大法廷=一番大きい法廷
傍聴希望の方は、前日までに、裁判所の傍聴券発行情報にて、傍聴券入手方法を、ご確認ください。
当日は傍聴券発行事件となります。
⇒傍聴券交付情報 http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15
年 | 月日 | 経 過 | 内容 | |||
2017 | 10月24日 | 火 | 控訴 | 原告遺族側 | ||
10月26日 | 木 | 控訴 | 被告菅原勝男 | |||
1 | 2018 | 5月30日 | 水 | 13:30 | 遺族側:控訴状、訂正申立書、控訴理由書、準備書面(1)、(2)、附帯控訴状、答弁書各陳述 遺族(妻)=意見陳述 遺族側代理人=意見陳述 秋田県:答弁書、準備書面(14)陳述 菅原:控訴状、訂正申立書、控訴理由書各陳述 |
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1 | 5月30日 | 水 | 14:00 | 弁論準備=傍聴不可:非公開※ | ||
2 | 8月27日 | 月 | 13:30 | 弁論準備=傍聴不可:非公開※ | ||
2 | 10月30日 | 火 | 14:00 | 結審-秋田テレビ | ||
3 | 2019 | 2月13日 | 水 | 14:00 | 判決=傍聴可但し傍聴券発行事件 |
原審
秋田地方裁判所
1号法廷(3階)=大法廷=一番大きい法廷です。
憲法の公開原則から、傍聴は自由。しかも無料です。
念のため、傍聴希望の方は、前日までに、裁判所の傍聴券発行情報をご確認ください。
⇒傍聴券交付情報 http://www.courts.go.jp/search/jbsp0010?crtName=15
※なお期日には、非公開の準備手続もありますので、この点、下記の裁判期日の進行表に、ご注意ください。
年 | 月日 | 経 過 | 内容 | |||
2013 | 10月29日 | 火 | 訴訟提起(訴状提出) | 秋田地裁: 民第6部係属 原告: ご遺族6名 被告: 秋田県と被告人菅原勝男 請求額: 2億2305万1758円 |
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1 | 2014 | 1月10日 | 金 | 午前10時 | 原告: ① 被告秋田県につき、訴状陳述 ② 原告(妻) 意見陳述 ③ 弁護団長 意見陳述 被告県: ① 答弁書陳述 被告菅原: 延期 |
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2 | 2014 | 3月17日 | 月 | 午後1時30分 | 原告: ① 被告菅原につき、訴状陳述 ② 平成26年3月5日付け準備書面(1)陳述 被告菅原: ① 平成26年3月14日付け答弁書陳述 裁判所: 1 平成26年5月12日午後1時30分の本件口頭弁論期日を取り消す。 2 本件を弁論準備手続に付する。 3 本件弁論準備手続は,受命裁判官に行わせる。 平成26年3月17日 秋田地方裁判所民事第1部 裁判長裁判官棚橋哲夫 裁判官綱島公彦 裁判官佐野文規 本件弁論準備手続を行う受命裁判官として,裁判官榔橋哲夫及び同佐野文規を指定する。 |
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1 | 2014 | 5月12日 | 月 | 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可※ | 被告菅原: ① 平成26年4月30日付け準備書面1陳述 被告秋田県: ① 平成26年5月9日付け準備書面(1)陳述 |
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2 | 2014 | 6月20日 | 金 | 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可※ | 原告: ① 平成26年6月13日付け準備書面(2)陳述 |
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3 | 2014 | 9月1日 | 月 | 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可※ | 原告: ① 平成26年8月25日付け準備書面(3)陳述 |
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4 | 2014 | 11月7日 | 金 | 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可※ | 原告: ① 2014年11月4日付け準備書面(4)陳述 |
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5 | 2015 | 1月19日 | 月 | 午後1時30分 弁論準備=傍聴不可※ | 被告秋田県: ①平成27年1月8日付け準備書面(3))陳述 |
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3 | 3月23日 | 月 | 午後1時30分 弁論期日(公開) | 原告: ①文書命令の申立て書提出 ②求釈明書提出 等 被告側: 対応について検討する。 |
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1 | 5月29日 | 金 | 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | 原告: 1 平成26年7月4日付け求釈明申立書陳述 2 平成27年3月16日付け求釈明申立書陳述 被告菅原: 平成26年7月28日付け求釈明申立書陳述 被告秋田県: 平成27年5月22日付け準備書面(4)陳述 |
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4 | 7月24日 | 金 | 午後1時30分,弁論期日(公開) | 原告: ①平成27年7月21日付け求釈明書陳述等 被告側: 検討し書面で回答する。 |
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2 | 7月24日 | 金 | 午後2時 進行協議期日=傍聴不可※ | |||
3 | 9月15日 | 火 | 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | |||
4 | 10月23日 | 金 | 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | |||
5 | 12月4日 | 金 | 午後1時30分 | 原告: 平成27年10月19日付け準備書面(5)陳述 同日付け準備書面(6)陳述 被告秋田県: 平成27年9月9日付け準備書面(5)陳述 平成27年11月30日付け準備書面(6)陳述 |
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5 | 12月4日 | 金 | 午後2時 進行協議期日=傍聴不可※ | |||
6 | 2016 | 2月1日 | 月 | 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | ||
6 | 3月14日 | 月 | 午後1時30分 | 原告: 平成28年1月28日付け準備書面(7)陳述 被告秋田県: 平成28年3月8日付け準備書面(7)陳述 |
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7 | 3月14日 | 午後2時 進行協議期日=傍聴不可※ | ||||
8 | 3月14日 | 午後5時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | ||||
9 | 5月9日 | 月 | 午後1時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | |||
7 | 6月20日 | 月 | 午後2時 | 原告: 平成28年5月2日付け準備書面(8)陳述 被告秋田県: 平成28年6月15日付け準備書面(9)陳述 |
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10 | 6月20日 | 午後2時30分 進行協議期日=傍聴不可※ | ||||
11 | 7月15日 | 午前11時 進行協議期日=傍聴不可※ | ||||
8 | 8月29日 | 月 | 午前10時~5時 尋問 ・警察官2人 |
■結果報告 | ||
9 | 9月12日 | 月 | 午前11時~4時30分 尋問 ・原告津谷良子さん ・引き続き午後3時ころから、押田茂實日大名誉教授(法医学)=原告側証人の尋問 |
■結果報告 | ||
証 | 9月28日 | 水 | ・尋問 ・被告菅原受刑者=刑務所内での尋問のため非公開 ・通信指令室指令者の尋問 |
※この期日のみ証拠調期日 ■結果報告 |
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10 | 10月31日 | 月 | 原告: 準備書面(9)陳述 立証計画案(2)陳述 被告秋田県: 平成28年10月14日付け求釈明申立書陳述 |
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11 | 12月2日 | 金 | 原告: 準備書面(10)(11)陳述 被告秋田県: 平成28年11月25日付け準備書面(9)陳述 平成28年11月25日付け「原告の証人尋問案に対する意見書」陳述 被告菅原: 平成28年12月2日付け準備書面陳述 |
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12 | 2017 | 1月16日 | 月 | 被告秋田県: 準備書面(10)(11)陳述 平成28年11月25日付け「原告の証人尋問案に対する意見書」陳述 |
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13 | 2月17日 | 金 | 原告: 準備書面(12)(13)陳述 被告秋田県: 準備書面(12)陳述 |
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14 | 3月27日 | 月 | 尋問 ・被告菅原受刑者=刑務所内での尋問のため非公開 ・原田宏二(元警察官)=原告側証人の尋問 ・通信指令室指令者の尋問 |
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15 | 6月19日 | 月 | 原告: 準備書面(14)(15)陳述 被告秋田県: 準備書面(13)陳述 被告菅原: 最終準備書面陳述 |
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16 | 10月16日 | 月 | 判決=菅原に勝訴・国に敗訴(控訴) |
2010 | 11月4日未明 | 津谷弁護士が自宅で殺害される | ※くしくも坂本弁護士一家殺害事件と同じ日である。 |
2011 | 12月9日 | 被告人菅原勝男に対する第1審判決 | 懲役30年 殺人罪などに問われた菅原勝男被告の公判では、懲役30年を言い渡した1審・秋田地裁が「警察官が被害者を取り違えて取り押さえた」と認定 |
2012 | 9月25日 | 同高裁判決 | 2審・仙台高裁秋田支部は、寝室で2回拳銃の引き金を引いたことを訴因としないまま認定したのが、訴訟手続の法令違反であるとして。1審判決を破棄して審理を地裁に差し戻し |
2012 | 10月3日 | 仙台高検秋田支部が最高裁に上告 | ※審理は最高裁へ |
2014 | 3月25日 | 午後1時30分 最高裁=口頭弁論 | 最高裁で口頭弁論が開かれるのは異例 |
2014 | 4月22日 | 午後1時30分 最高裁=判決 | 最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は、懲役30年とした一審秋田地裁の裁判員判決を取り消した二審仙台高裁秋田支部判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。これにより再度、高裁から審理がやり直しとなった。 |
2014 | 9月24日 | 午後2時45分 仙台高裁=判決 |
仙台高裁(飯渕進裁判長)は、懲役30年とした一審秋田地裁の裁判員判決を破棄し、無期懲役を言い渡し。 飯渕裁判長は「司法制度の根幹を揺るがしかねない犯罪で、罪質は重大」と指摘。危険、悪質で、反省の態度も見られないとして、「刑事責任は重大。無期懲役をもって臨むほかない」と述べ、一審の求刑通りの量刑を選択した。 |
2014 | 9月30日 | 菅原勝男被告が最高裁に上告 | ※審理は再び最高裁へ |
□秋田魁新報 ・ http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20140110n 被告県側が争う姿勢 国賠訴訟で初弁論、弁護士刺殺 2010年に秋田市で弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が刺殺された事件で、遺族が計約2億2300万円の国家賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、秋田地裁(棚橋哲夫裁判長)で開かれた。被告の県側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。 訴状によると、津谷さんは10年11月4日、自宅で菅原勝男被告(69)=一審懲役30年=に剪定(せんてい)ばさみで刺され死亡した。遺族側は、通報で駆け付けた警察官2人が、誤って津谷さんを取り押さえたために殺害されたなどと主張している。 菅原被告は殺人罪などに問われ、一審秋田地裁で懲役30年の判決を受けたが、二審仙台高裁秋田支部は審理を地裁に差し戻した。検察側が不服として上告している。 (2014/01/10 11:04 更新) ・ http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140111h 110番の日、親子ら通報を体験 秋田駅前で県警 県警は「110番の日」の10日、110番通報の体験イベントを秋田市のJR秋田駅前ぽぽろーどで行った。親子連れや高齢者らが、交通事故や詐欺、迷子などを想定した適切な110番通報の仕方を学んだ。 通報を受理する県警の通信指令室にカメラを置き、体験者の通報を警察官が受ける場面をモニターで生中継した。通報をもとに、最寄りの警察署やパトカーへ迅速に指示する様子も中継され、参加者は通報から出動まで一連の流れを本番さながらに確認した。 県警によると、昨年1年間に受理した110番は4万4368件で、3割はいたずらや緊急性のないものだった。 イベントでは、通行人らにチラシなどを配りながら、警察への相談ダイヤル(♯9110)の利用も呼び掛けた。 (2014/01/11 10:25 更新) □読売新聞秋田版 ・ http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20140110-OYT8T01201.htm 「過失ない」 弁護士刺殺損賠訴訟 秋田市で2010年11月、弁護士の津谷裕貴さん(当時55歳)が自宅で刺殺された事件で、警察官が犯人と間違えて津谷さんを取り押さえたのが原因だとして、遺族が県と、殺人罪などに問われた菅原勝男被告(69)(勾留中)を相手取り、総額2億2305万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日、秋田地裁(棚橋哲夫裁判長)であった。県は昨年12月25日付で提出した答弁書で請求棄却を求めており、全面的に争う姿勢を示した。菅原被告は出廷しなかった。 訴状によると、110番で津谷さん方に駆け付けた警察官2人が、菅原被告から拳銃を取り上げた津谷さんを犯人と間違え、両腕を持ち上げて体の自由を奪った一方、菅原被告をすぐに取り押さえなかったために刺殺されたと主張。警察官2人の行為は業務上過失致死罪に当たるとしている。 また、妻の良子さん(56)から110番を受けた通信司令室(現・通信指令課)が、警察官2人に現場の状況の説明を怠り、耐刃防護服の着用など適切な指示をしなかったことは「緊張感を欠き、重大な過失」だと指摘している。 この日の法廷で、良子さんは「『110番をして警察を呼んだばかりに夫を死なせてしまった』と後悔し、憤りと悔しさにさいなまれる毎日を送ってきた。警察には、(この訴訟で)遺族の思いを受け止めて問題点を明らかにし、県民が信頼できる警察になることを切望する」と意見を陳述した。 一方、県は答弁書で、原告が主張する県警の過失はないとした。その上で、事件当時の警察の対応と津谷弁護士の死亡には因果関係はないとして、原告側の主張の根拠を明らかにするよう求めた。 閉廷後、秋田市内で開かれた記者会見には、良子さんら遺族3人と、原告の弁護団が出席した。良子さんは「刑事裁判では私の証言が採用されず、憤りを感じていた」と話し、改めて事件の真相究明を求めた。代理人の清水勉弁護士は「事件そのものだけでなく、110番対応に始まる県警の捜査の在り方に対して問題提起したい」と述べた。 (2014年1月11日 読売新聞) □NHK秋田放送局 ・ http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013225391.html 弁護士殺害賠償請求裁判始まる 4年前、秋田市で弁護士の男性が殺害された事件で、当時警察は適切に対応しなかったなどとして遺族が県などに損害賠償を求めている裁判が始まり、県側は「警察官の対応に違法性はなく、殺害との因果関係もない」として全面的に争う姿勢を示しました。 この事件は4年前、秋田市の弁護士、津谷裕貴さんが自宅に押し入った菅原勝男被告に刃物で刺され殺害されたもので、菅原被告を殺人の罪に問う刑事裁判が続いています。 津谷さんの遺族は当時、現場に駆けつけた警察官が犯人と間違えて津谷さんを取り押さえるなど、適切に対応しなかったために殺害されたなどとして、県と菅原被告にあわせて2億2000万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こしました。 この裁判の審理が10日から秋田地方裁判所で始まり、県側は「警察官の対応に違法性や故意・過失はなく、被害者が殺害されたこととの因果関係もない」として全面的に争う姿勢を示しました。 一方、菅原被告は10日は主張を明らかにしませんでした。 次の裁判は3月17日に開かれます。 01月10日 19時56分 □AAB秋田朝日放送(映像付き) ・ http://www.aab-tv.co.jp/news/aab_shownews.php?eLine=4&eGr=0 弁護士殺害で警察対応問う国賠訴訟 県は争う姿勢 秋田のニュース2014/01/10 2010年に秋田市で起きた弁護士殺害事件を巡り遺族が国家賠償を求めた裁判が始まり、被告の秋田県側は訴えの棄却を求め争う姿勢を示しました。 訴状などによりますと、秋田市の弁護士、津谷裕貴さん(当時55)は2010年11月、刃物を持って自宅に侵入した菅原勝男被告(69)に胸などを刺され死亡しました。原告の遺族側は現場に駆け付けた警察官が誤って津谷さんを取り押さえるなど初動対応が不適切でその後も虚偽の報告をしているなどとして、2億2000万円あまりの国家賠償を求める訴えを起こしました。 秋田地方裁判所で開かれた第1回口頭弁論で妻の良子さんは、『被告の犯行をなぜ警察官は食い止めることができなかったのか。110番をし、警察を呼んだことで夫を死なせてしまった』として、現在も憤りや悔しさにさいなまれていると話しました 一方、被告の秋田県側は遺族側の訴えの棄却を求め全面的に争う姿勢を示しました。 □ABS秋田放送=日本テレビ ・ http://www.news24.jp/nnn/news8615982.html 津谷弁護士の遺族「警察の責任問いたい」 (秋田県) 秋田市の津谷弁護士の殺害事件をめぐって、遺族が県と被告の男に対し2億2400円の損害賠償を求めている裁判が始まりました。原告側は、第1回口頭弁論で「県警の不適切な対応について責任を問いたい」と主張しています。訴えを起こしているのは、殺害された津谷裕貴弁護士の妻や息子などの遺族です。訴状によりますと、遺族は、事件によって精神的苦痛を与えられたうえ、県警が度々虚偽の事実を公にしたことで、遺族が嘘を述べているような社会的立場に追いやられたとして、秋田県と菅原勝男被告に対しておよそ2億2400万円の損害賠償を求めています。10日開かれた第1回口頭弁論で、津谷弁護士の妻の良子さんは「県警は私の主張を無視し、虚偽の事実を作り上げた。警察を呼ばなければ、夫は殺されなかったかもしれない」と自ら意見を述べました。これに対し、被告側は「警察官の職務行為に過失はなく、殺害行為との因果関係は認められない」などとして、請求の棄却を求め、全面的に争う方針です。次回の口頭弁論は3月17日に開かれます。 [ 1/10 13:11 秋田放送] □TBS ・ http://news.tbs.co.jp/20140110/newseye/tbs_newseye2099582.html 秋田・弁護士殺害 賠償請求に県は争う姿勢 2010年に秋田市の弁護士が警察官の目の前で刺され、死亡した事件で、遺族が県などに、およそ2億2300万円の国家賠償を求めた裁判の第1回口頭弁論が開かれました。秋田県側は、争う姿勢を示しました。 訴えによりますと、遺族側は、事件発生時に通報で駆けつけた警察官2人が、弁護士の津谷裕貴さん(当時55)を誤って取り押さえたため、殺害されたなどと主張しています。 10日の第1回口頭弁論で、県側は請求の棄却を主張し、不適切な捜査という指摘について、因果関係を示すよう遺族側に求めました。 津谷さんは2010年11月、自宅で菅原勝男被告(69)に剪定ばさみで刺され、死亡しました。 菅原被告は殺人などの罪に問われ、一審で懲役30年の判決を受けましたが、二審、仙台高裁秋田支部は審理を地裁に差し戻し、検察側が不服として、上告しています。 (10日11:44) |