現在弁護士会は、原則として各都道府県に各1つ、例外として、東京には、東京,第一東京、第二東京の3つが、北海道には、札幌、函館、旭川、釧路の4つ、全国で52の弁護士会があります。 日本弁護士連合会は、52の弁護士会と、約2万人いる弁護士が同等な立場で所属する上位団体です。 日本の弁護士は、必ず事務所所在地の弁護士会及び日弁連に所属しなければ活動はできず(強制加入主義)、たとえば、僕は、第二東京弁護士会(以下二弁)に所属し、同時に日弁連に所属しています。 1つの弁護士会に所属すると、全国どこででも活動が可能ですが、複数の事務所を持つことは禁じられています。 また弁護士資格を得ること、つまり、弁護士会へ登録すること、および、所属する弁護士を懲戒する権能は弁護士会のみが保有しており(弁護士自治の原則)、国は一切これに口出しをすることはできません。ですから弁護士会は、国の組織から弁護士資格の得喪権限を委託された国の組織に準ずる公的団体です。 二弁のホームページを見ていただければわかりますが、各弁護士会では、弁護士による常設の法律相談を実施しています。原則として30分5250円(消費税込み)です。 住所等の連絡先は、網羅的に揚げましたが、NTTの電話番号案内サービス「104」で調べれてもすぐにわかります。ホームページ等が無くても、あきらめずに、相談してみてください。 |
弁護士の都会集中現象−読売新聞01/11/24