宗教法人法の華三法行とは?
最終更新99/11/28



 宗教法人「法の華三法行」は、昭和62年3月26日に設立された宗教法人法です。
 その法人登記の目的欄には次のような記載があります(赤字及び下線は紀藤)。

 「『南無天法地源如来行』を本尊とし、『法の華三法行』の教義(『南無天法地源如来行』を通じて、
尊師に啓示される『天声』を崇敬し、その『天声』に従って、三法行を行じ、家系を正し、さらに天行力を源かして自己の身心安定と錬磨に努め、以て完全円満なる人格をめざし、幸せな家庭及び平和な社会を形成する。)をひろめ、儀式行事を行い、信徒を教化育成することを目的とし、その目的を達成するために必要な業務を行う。」

 ここで尊師とは、オウム真理教の松本智津夫被告のことではなく、もちろん教祖福永法源氏のことを指しますが、1995年のオウム真理教事件以降は、表向き、法師と呼ばせています。

 現在宗教法人の主たる事務所は、「静岡県富士市厚原字大石2255番地の2」にあり、同所を「天声村」と称して、約4000坪の敷地に信者の修行の場である天地堂や仏舎利を安置する仏舎利殿などの建物を建立するなど大規模な宗教施設を保有しています。

 これらの施設は閑静な住宅地の中にあり、現在、地元住民との間で、施設運営・拡大につき、紛争となっています。東海道新幹線新富士駅より、車で10分くらいですので、一度見学されると当地の実情がわかります。