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松本サリン事件損害賠償請求訴訟とは?
最終更新00/09/15


 松本サリン事件の4遺族は、1995年8月11日、宗教法人オウム真理教と松本智津夫に対して損害賠償請求訴訟を提起し(1次提訴)、1996年6月27日、残る実行犯の新實智光、中川智正、遠藤誠一、中村昇、端本悟、冨田隆、サリン製造犯の土谷正美、森脇佳子、佐々木香世子に対して損害賠償請求訴訟を提起しました(2次提訴)。
 
 1次提訴は、オウム真理教分については、その破産に伴い、手続が中止され、破産手続の中で、損害額のほぼ全額が認められ、中間配当により、現在までに、2割強の損害の回復がされています。
 松本智津夫被告分については、被告や共犯者の尋問請求について、裁判所が刑事事件を先行させたいとして、1996年12月以来、手続が中断されていました。

 2次提訴は、遠藤誠一以外の8名については、1996年12月20日、遠藤誠一分については、1997年8月26日、いずれも原告の全面勝訴の判決が言い渡されていますが、もちろん彼らから、1銭の支払いもありません。


松本サリン事件とは?
この訴訟における被告の答弁は?
なぜ松本智津夫被告への裁判が、3年近くも中断されたのか?




今後の裁判日程

東京地裁626号法廷

今のところ傍聴自由
ただし期日前に、東京地方裁判所に念のため、
問い合わせてください。

最終更新00/09/15



裁判-
再開後
日程 曜日 時間 主な内容(予定)
第2回 00/12/06 水曜 午前10時30分〜11時 証拠整理
進行協議 00/10/25 水曜 午前11時〜12時 進行協議期日―注意!−傍聴不可
第1回 00/09/13 水曜 午前10時30分〜11時 原告の意見陳述に、裁判所が異例の謝罪!