UP01/11/25
■弁護士は、危険な職業!
オウム真理教事件を追及する中で殺害された坂本堤弁護士の例に取るまでもなく、「弁護士はいつも危険と隣り合わせの職業」です。
いわゆるビジネスロー、つまり暴力団や宗教事件と関わらない、企業側の事件だけを受任していれば大丈夫だというのも誤解です。
山一證券の代理人をつとめた岡村勲弁護士の奥様は、山一證券を逆恨みした犯人に、自宅で殺害されました。
弁護士という職業に憧れる人もいますが、弁護士は、こうした危険といつも隣合わせであるという覚悟と信念をもって弁護士となってください。そして家族となってください。
僕の誕生日(11月21日)、和歌山で、びっくりするような事件がおきました。
「なぜ悪い人の弁護をするのか?」という問がありますが、答えは、「悪い人は、誰が決めるのか?」ということです。それは「裁判」でこそ、決まります。世論や権力の圧力に屈せず、いや本当は、そうした圧力に日々ストレスをためながらも、なんとか裁判の純粋性を確保しようと、日々格闘している「唯一の砦」が、「刑事弁護人」です。
ただ刑事事件の弁護をしていると、時に「ひや」とする事件に出くわします。殺人事件の被告人に、馬乗りになられた弁護人の心情は、どのようなものだったでしょうか?
殺人の被告、弁護士に馬乗り 和歌山地裁、判決公判騒然
21日午前、和歌山地裁(小川育央裁判長)で開かれた殺人死体遺棄事件の判決公判で、殺人と死体遺棄などの罪に問われた大阪市西成区、無職保坂壽司被告(48)が突然、弁護士に飛びかかり馬乗りになった。被告は退廷を命じられ、不在のまま判決を言い渡された。
公判は午前10時に開廷。裁判長が判決言い渡しをするため、被告に前に出るように命じた際、保坂被告は「前回、『反省しているか』と聞かれたが、『反省』の意味を教えてもらっていない」などと質問。裁判長が「答えるつもりはない」と話すと、「それなら私も判決を聞く必要はない」と怒り出し、弁護人に飛びかかり馬乗りになった。弁護人にけがはなかった。
小川裁判長は被告人不在のまま、懲役15年(求刑懲役15年)の判決を言い渡し「動機は自己中心的で、犯行も残忍かつ悪質」と述べた。
判決によると、保坂被告は、昨年10月30日ごろ、大阪市西成区のマンションで、同じマンションに住んでいた森井孝次さん(当時41)の頭や腹を金属製ヌンチャクで殴るなどの暴行を加え殺害。別の男性と共謀し同年11月3日ごろ、遺体をクリーニング用の集荷袋に入れて同県打田町の県道わきの河原に遺棄した。
[朝日新聞] ( 2001-11-21-15:19) |
■全国犯罪被害者の会-岡村弁護士が代表をつとめる。
■坂本弁護士一家殺害事件 5年10ヶ月の軌跡
■弁護士の都会集中現象-読売新聞01/11/24 ■スペインが米に反旗 軍事法廷ならテロ被疑者移送を拒否-朝日新聞01/11/25(01:06)
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UP01/11/20
■「パッション」が摘発!
今年7月13日に、全国の自治体で初めて、東京都消費生活総合センターが、社名公表と告発に踏み切った株式会社パッション(代表取締役橋本照雄)と有限会社グロウアップパーソン(代表取締役
橋本里見)(- 保存ログ)について、ついに、今日にも、逮捕者が出そうです。
悪徳商法で、恐喝容疑の逮捕というのは、もっとも悪質な類ということになると思います。
この会社、電話で勧誘しておいて、きっぱり断ると、「お前の住所を知っている。自宅に直接行くぞ」なんておどすなんていうことも朝飯前。これに脅えて被害者が会ったりすると、契約するまで脅しまくる。「恐喝商法」と言ってもよいと思います。
今日以降、ニュースなどでも活発に報道されると思いますので、その手口にご注意ください。
[参考]
■東京都消費生活条例-社名公表の根拠
<恐喝>ダイヤの悪質商法で元会社社長ら3人に逮捕状 警視庁
独身男性を狙って、結婚指輪などとして高価なダイヤモンドを無理やり売りつけていたとして、警視庁生活経済課は19日、恐喝容疑で東京都世田谷区太子堂1の貴金属販売会社「パッション」の元社長(37)ら3人の逮捕状を取り、強制捜査に乗り出す方針を固めた。
調べでは、元社長らは昨年夏から今年4月にかけ、婚約指輪の販売などと称し、男性会社員(29)をファミリーレストランに呼び出したが、購入を拒否されたことから、「営業の時間を返せ」などと脅迫、100万円のダイヤモンドの購入契約を結ばせるなどした疑い。
同社については、東京都が7月13日、初めて社名を公表して警視庁に特定商取引法違反容疑で告発。同課は購入を迫る手口などから恐喝容疑での立件に踏み切った。同社はすでに解散している。
[毎日新聞11月20日] ( 2001-11-20-01:03 )-リンク切れ
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3人が逮捕されました-朝日新聞(01/11/20-17:30記)
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UP01/11/14
■本を書きました
久方ぶりに根をつめて書きました。来年1月11日に、岩波書店より発売されます。乞うご期待 |
便利だけど危険がいっぱい |
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紀藤正樹(弁護士) |
ネットで買物するということは,販売業者から直接買い付けるのと同じです.問題点,心構え,トラブルの救済法など個人として何ができるのか教えます. |
本体700円 4-00-700005-0 |
新書(ワイド)判(173ミリ×115ミリ)・並製・カバー |
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UP01/10/20
■今日から申し込み
11月14日、財団法人横浜市女性協会で公演、間違った!講演をすることになりました。
場所は、眺望抜群の横浜ランドマークタワーだそうです。ここはこんな時期あれですけど、日本一高い展望フロアーがあります。まだ泊まったことないけど、日本一高い(高さが!)ホテルもあります。デートに最適かも(^^)。
演題は「インターネット・トラブル護身術」です。
今日から電話、FAX,、来館で先着順だそうです。ご興味ある方は、お早めにどうぞ!
IT社会セミナー 第3回
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紀藤正樹講演会「インターネット・トラブル護身術」
「IT社会セミナー」は、「IT社会を知り、21世紀を自立して生きる」をテーマに、2001年度を通
して行う講演会です。
第3回は「電脳犯罪対策虎之巻」他多数の著書があり、テレビなどでもおなじみの弁護士、紀藤正樹さんを講師にお迎えします。ネット犯罪やネットにまつわるトラブルが多発しています。インターネットは、誰もが容易に犯罪者となり、被害者となる危険があるメディアです。個人情報、財産、名誉、身体等の危険性の予測と安全の確保の必要性と手段について、インターネット利用者は必ず、最低限知っていなければならない知識を身につけるセミナーです。インターネットをすでに使いこなしている人も、これからインターネットの世界に飛び込もうとしている人も、また、不安で近づけないと思っている人も、IT社会のルールを学び、21世紀のIT社会を楽しく、安全に歩きましょう。
講師◎ |
紀藤正樹(弁護士) |
日時◎ |
2001年11月14日(水)午後6時30分~8時30分 |
会場◎ |
フォーラムよこはま 会議室1 |
参加費◎ |
1,000円 |
定員◎ |
100人 |
申込方法◎ |
10月20日から電話、FAXまたは来館にて先着順。 電話:045(224)2000 FAX:045(224)2009 |
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UP01/09/10
■今度は4000字で15万円!?
インパク内の唯一の消費者パビリオンを運営する6消費者団体の一つ(社)消費者関連専門家会議(ACAP)が、 10月31日を期限として、消費者の立場からの「私の提言」を募集しています。最優秀作には経済財政政策担当大臣賞が授与され、賞金も出るようです。
18字で5万円に比べれば長文ですが、良いことして、賞金。
がんばって応募してみませんか?
応募要領
現在、規制緩和を中心とする構造改革が推進され、さらにITの急速な発展を背景に、経済社会のグローバル化や情報化が進んでいます。反面、電子商取引の分野などで新しい消費者契約のトラブルが増加しています。こうしたトラブルを防止するには、生活者が情報を入手し、何が有益な情報であるかを見極めて取引を行なうことが不可欠です。
同時に、企業は生活者に対して商品やサービスを提供する条件やその利用方法などについて、十分な情報提供を行なう必要があります。
社団法人消費者関連専門家会議(ACAP、エイキャップ)では、下記テーマで「わたしの提言」を募集し、今後の私達の暮らしのあり方について共に考えたいと思います。
応募いただいた提言は、一般部門と学生部門の2部門に分けて審査いたします。優秀作には賞状と副賞を進呈します。ふるってご応募ください。 |
テーマ
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1.「生活者として企業に何を求めるか」
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2.「活用しよう 消費者契約法」
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3. 消費者問題に関する自由課題
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※ 1ないし2を選択。あるいは消費者問題に関する課題をご自分で 設定し、
テーマとしてください。
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形 式
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・400字詰め原稿用紙10枚以上20枚以下(図表があればそれも含む)、横書き。
なお、用語は日本語で未発表のものに限ります。
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応募資格
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・一般部門:年齢、学歴、国籍は問いません。グループでも構いません。
・学生部門:大学(大学院を含む)、短大、高専、専門学校在学中の学生に限ります。年齢、国籍は問いません。グループでも構いません。 |
お願い
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・連絡用に、別紙1枚を用意して氏名、住所、電話番号、職業または所属(学校名等)、年齢を明記してください(本文には氏名を記入しないこと)。
グループで応募する場合はグループの名称、代表者名を明記してください。 グループないし公的機関の研究成果はメンバーないし機関の長の了解を得てください。 |
締 切
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・平成13年10月31日(当日消印有効)
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送付先
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・〒160-0022 東京都新宿区新宿 1-13-12 中立ビル4F ACAP事務局 提言係
宛、電話 03-3353-4999 |
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賞
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・最優秀作を経済財政政策担当大臣賞として表彰します。
・経済財政政策担当大臣賞 1名 副賞 15万円
・ACAP会長賞 1名 副賞 10万円
・佳作 3名以内 副賞 各5万円 |
審査員
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日本消費者教育学会 小木紀之 会長
(社)全国消費生活相談員協会 藤井教子 理事長
(社)共同通信社 編集局文化部 立花珠樹 部長
内閣府国民生活局 鵜瀞由己 消費者調整課長
(社)消費者関連専門家会議 鍋嶋詢三 理事長 |
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発表等
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・審査、選考の上、来年1月10日に開かれるACAP賀詞交歓会の席上で発表・表彰いたします。
・入賞作の著作権、出版権はACAPに帰属しますが、内容については本人の責任とします。応募作品はお返しいたしません。
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□昨年の入選作
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UP01/08/12
■18字で5万円!
消費者問題を伝える専門誌として定評のある消費経済新聞が、創刊35周年を記念して消費者問題全般に関する標語を募集しています。賞金は、なんと5万円だそうです。18字以内で5万円というのは、よいお小遣いになるかも。
そのうえ、よいことした気分も味わえます。
しかもインターネットからでも申し込みが可能ということです。
9月5日までということです。どんどん応募しませんか?そしてはれて当選した方はぜひ感想をLINC総合掲示板に報告していただけませんか?
応募要領はこちら
主催 日本消費経済新聞社 |
後援 内閣府 国民生活センター
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(1)テーマ |
「消費者問題全般」(内容は特定せず) |
消費者保護・救済/消費者教育・啓発/消費者運動/ 消費者行政/環境問題、省資源・リサイクル/PL法/ 消費者契約法/悪徳商法/情報公開など
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参考(創刊30周年記念入選作) |
・ 消費者の 確かな選択 支える情報 ・ 小さな声 大きく生かそう 消費者運動 ・
消費者の 声から学ぶ 良い企業 ・ 目先より 未来見つめて リサイクル ・ 選ぶ目に こたえる製品 PL法 ・
消費者が いつも主役 新時代
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(2)字 数 |
18字以内
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(3)対 称 |
年齢は問いません
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(4)募集期間 |
平成13年7月10日~平成13年9月5日まで
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(5)募集方法 |
本紙紙上、募集誌、ホームページ等で
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(6)応募方法 |
ハガキまたはEメールに「作品」を楷書で、わかりやすく、 住所・氏名・年齢・電話を記入の上ご応募ください。
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(7)送 り
先 |
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-8-8
日本消費経済新聞社「標語募集係り」 電話03-3263-1191(代表)
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インターネットからはこちらへ
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(8)審査委員 |
消費者代表・学識経験者代表・消費者行政代表・本紙編集委員
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(9)表 彰 |
最優秀作(1席) 賞金5万円と記念品 優秀作 (5席) 賞金2万円と記念品 佳作 (10席)
記念品
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(10)発 表 |
本紙、平成13年10月1日号(9月24日発売)紙上にて入選作全文掲載 また、9月25日(東京会場)9月26日(大阪会場)の記念式典で発表
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(ご応募作品は返却しません。入選作の著作権は弊社に帰属します。)
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UP01/08/08
■ハッカーか!?今なら笑える!
実は、僕は、この4月から、やじうまワイドの木曜日のコメンテーターをしているのですが、なんと僕の顔が、なんとあの美女に!
ハッカーかと思いきや、URLを見ると、ホームページ・リニューアルのためのテスト判のようです。いつから完全リニューアルなのでしょうか?
今だけの得した気分です!(^^)!。
なお美女の名前がわからない人のため、失礼とは思いますが、念のため答えは、こちら→■
追記01/08/12
現在、このページは、やじうまの方で閉鎖したようです。やっぱりテスト版を公開するのはまずいのでしょうね。
実際に、見られた人は何人くらいいるのでしょう。見られなかった人は、残念ですが、しかたありません。 発見した人は幸運です。→隠しページの過去ログです。
ちなみに僕の顔写真をUPすべきところに、掲示してあったのは、やじうま(月火水)担当の女子アナ徳永有美さんでした。僕は木曜日なのでいつもすれ違いですが、今後もよろしくお願いします。
さて8月中にも、やじうまワイドのサイトは、完全リニューアルだそうです。完全版に、乞うご期待です。 |
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UP01/07/20
■SkyBizの包囲網
18日、ついに国民生活センターがスカイビズ(SkyBiz)の実名公表に踏み切りました。
なお国民生活センターは、「マルチ商法」である旨の指摘をしていますが、僕は、既にMacFan6月1日号(5月15日発売)で、SkyBizの実名を公表し、このシステムが、「特定商取引法」(旧訪問販売法)違反であるだけでなく、ねずみ講にあたる犯罪の可能性が高いシステムであることを、警告していました。
4月に出稿した段階で、犯罪に当たる可能性が大とした、この原稿の掲載を了解したMacFanの度量に感謝します。
一昨年ころから、ネット上に蔓延していたSkyBizについて、ようやく包囲網ができつつあります。
悪徳商法マニアックスの最近のトピックスでも取り上げていますが、悪徳商法マニアックスが、SkyBizを最初に取り上げたのは、99年12月ころだそうです。
実は、LINCは、さらに早く99年11月10日付けのTOPNEWSで取り上げています。
SkyBizは、当時のオウムも、手をだしていた商法でもあります。
米FTCも告発したし、残るは日本の警察の摘発です。がんばってほしいものです。
摘発容疑は、ねずみ講でしょうか?特定商取引法違反でしょうか?
参考: (読売新聞)2001年7月18日15:07
ネット版マルチで社名公表
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「有料のホームページ(HP)レンタルの利用者を増やせば報酬を得られる」とうたったインターネット版のマルチ商法(連鎖販売取引)についての相談が各地で急増しているため、国民生活センター(東京都港区)は18日午後に、苦情の多い会社名を明かして注意を呼び掛ける。
この会社はアメリカ・オクラホマ州の「スカイビズ・コム」社で、米国連邦取引委員会(FTC)が先月、「不法なねずみ講を行っている」として同社を連邦地方裁判所に訴えた。
FTCは全世界での被害額は概算で1億7500万ドル(約218億円)に上るとしている。
国民生活センターのまとめによると、「解約したいが連絡先がわからない」など、全国の消費生活センターに寄せられたHPレンタル商法の苦情や相談は先月までに700件を超え、そのほとんどが同社に関するものだったが、国内の利用者は数十万人に上るとも言われている。
同社のHPレンタルの仕組みは、まず年間100ドル(初回のみ110ドル)の使用料をカードで払って登録すると1サイト(15メガ・バイト)分のHP作成スペースを使えるようになる。その後、HPレンタルの仕組みを友人らに紹介、自分が直接勧誘したり、勧誘した友人らがさらに勧誘したりして、利用者が増えて一定数になると紹介料が払われる。
国内では、昨年初めごろから大学生などの若者を中心に広まり、ネット上にスカイビズへの登録を勧誘するHPを設けたり、友人、知人に勧めたりするだけでなく、大規模な説明会を開いて、「月に200万円は稼げる」などとあおる勧誘グループも登場した。
約200件の相談を受けている東京都消費生活総合センター(新宿区)のケースの中には、関東地方の19歳の男子大学生が、学生ローンで20万円借りてのめり込み、注意されて家出してしまったため、親が相談に訪れた例もあるという。ほとんどの相談事例では、契約書面を交わしておらず、解約したいと思っても連絡先が分からないともいう。このため、警察へ被害届を出すよう勧めている。
国民生活センターでは、相談件数が多いことから社名を公表して注意を呼びかけることにした。「インターネットを使い、アメリカの企業が呼びかけている、ということからひっかかりやすい。契約書面を交わさず、解約手続きなどの説明がないような商法には飛びつかないように」と話している。
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[参考]
■99年11月10日付けTOPNEWS―オウム信者らが始めたインターネット版「マルチ商法」
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UP01/07/05
■遊びながら学べる「悪質商法対策ゲーム」
財団法人「消費者教育支援センター」が、さいころで遊べる「悪質商法対策ゲーム」を開発しました。値段は840円だそうです。
僕のところに「現物」がありますが、なかなかおもしろそうです。一人で遊ぶのは寂しいので、誰か一緒に遊びませんか?
ちなみに財団法人「消費者教育支援センター」は、平成2年2月に、経済企画庁(現・内閣府)と文部省(現・文部科学省)の認可を受けて設立された公益法人で、消費者教育推進のための唯一の専門機関です。
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- 原作・イラスト:松田 奈緒美
- 編集・発行:NICE
- 発行年:2001年
- セット内容:以下参照
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<内容>
さまざまな悪質商法の事例とその対策について、すごろくやカードによるゲームを楽しみながら学ぶことができます。特に、消費者としてどのようなアクション(対策)ができるのか、消費者を守る法律や制度はどうなっているのか、といったことについて学ぶことができます。
ゲームシートの裏は、悪質商法カードを使った解説になっており、クーリング・オフ(無条件解約)をするときのチェックポイントも書かれています。また、学習のポイントや指導案、用語解説などが書かれた教師・指導者用の手引きも用意されているので、すぐに実践に活用することができます。
対象:中学生以上の若者向け(一般の方でも利用できます)
人数:3~5人のグループになってゲームを行います。
<セット内容> ((1)~(5)をビニール袋に入れてお送りします。)
(1) ゲームシート 1部 |
(2) ルールの説明書、悪質商法カード、アクションカード、スコアボード、コマ(切り取り式) 1部 |
※(1)、(2)のシートは、A4サイズに折りたたんでいます。 |
(3) サイコロ 1個添付(チャック付ビニール袋入り) |
(4) 指導の手引き 1部 |
(5) ご意見・ご感想用紙 |
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UP01/07/03
■「顕正会」の入信強要事件で、また逮捕者が!
統一協会の入信勧誘が違法だとの裁判の余韻がさめないうちに、こんどは「顕正会」の入信勧誘で、逮捕者が出ました。伝道を断ると「殴るける」の暴行を加えたというのですから、もう論外でしょう。
この顕正会、過去にも同種の入信強要逮捕事件を引き起こしています。
僕の知人の息子さんが、駅の近くでうずくまっている男性に「大丈夫ですか」と声をかけたところ、そのまま車に押し込まれ、入会を強要されたという事件もありました。
正直言って、無茶苦茶というほかありません。
今回こそ、警察は、末端信者の暴走事件ととらえずに、顕正会組織の問題点を解明してほしいと思います。
入会断った男性に暴行=「顕正会」会員3人を逮捕-千葉県警
(時事通信)2001年7月2日(月) 22時46分 |
宗教法人「顕正会」(本部さいたま市)への入会を断った男性に暴行を加えたとして、千葉中央署は2日、暴力行為処罰法違反の疑いで、同会会員で設備業の桜井祐也容疑者(21)=千葉県佐倉市六崎=、無職太田隆司容疑者(20)=千葉市緑区大木戸町=、佐倉市の無職少年(18)を逮捕した。
調べによると、3人は1日午後8時ごろ、千葉市中央区のJR本千葉駅前のガード下で、同会への入会を断って逃げようとした同県習志野市の無職男性(19)に殴るけるの暴行を加えた疑い。男性は軽傷。男性は同日午後7時から約1時間にわたって、同ガード下で3人から別の男性とともに入会の勧誘を受けていた。
[時事通信社]
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[参考]
■顕正会年表-LINC内
■顕正会撲滅対策室 kmen
注:なお顕正会の登記上の所在地は、東京都板橋区常盤台1丁目14番1号です。本部さいたま市というのは、不正確です。
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